十二国記の新作の発行が延期されている件

2014年の12月新潮社の公式ホームページで
「十二国記」の新作を小野不由美先生が執筆中 完成は2016年の夏
というの発表がありました。

2015年の12月には、今も執筆中で長い話になる 完成は2016年度中 という発表がありました。
長くて半年くらい延期になっただけなのですが、何故だか2016年度中に発表されることがないような気がするのです(^_-)

「十二国記」は地球上には存在しない異次元の世界で繰り広げられる壮大なファンタジー小説です。
自分達が住む世界と十二国は「蝕」(ショク)という現象でのみつながっており、そのため、本来、十二国にいるべき人間が日本や中国で生まれたり、まったく関係ない人も流されたりするんです。

「十二国記」最初の話は、慶国(ケイコク)で、日本の女子中学生・中島陽子が慶国の王になるまでの話です。
その後も国の内紛を鎮めるために奮闘する陽子の姿が描かれています。
そして、陽子と同世代で戴国の麒麟・泰麒(タイコクのキリン・タイキ)も日本で生まれ10歳の時に戴国に戻ります。
麒麟というのは王を選び王に仕える神獣です。
普段は人型で獣型は金色の鹿に似た生き物なんです。この麒麟という存在がこの物語の魅力の一つかな~と思っています。小野先生はどこからこの麒麟のイメージを創造していったのか興味があったりもします。

十二国記の世界観というのは読んでもらわないとなかなか伝わり難いのですが、とにかく私にとってはこんなに面白いお話は他にはない!と思うほどにハマってしまった小説で、ハマル人はどっぷりとはまってしまうほんとにオススメの小説です。
NHKのアニメでも放映されていて、こちらもとっても良くできています。

小野先生がどの国の話を執筆されているのかにもよるのですが、もし、完結していない戴国の話の続きなのであれば、ファンならいつまでも待つと思います。
待つしかないのですが、戴国の話であってほしい(#^.^#)と思っています。
もし、戴国であれば、慶国の陽子も出てくるし、雁国の延王や延麒も出てきます。
好きなキャラが今、どうなっているかとってもとっても気になります。
それより何より、泰麒と泰王の驍宗殿の行く末がとっても知りたいです。

行く末が不幸になってしまうのであれば知りたくない?のですが、戴国が幸せになっていることを確かめたいというかなんというか、ちょっと複雑な気持ちではあるのですが、とにかく、早く読みたい!! でもいつまでも待つ!ということです(^_^;)
あ~早く続編出版されないかなぁ~

戴国(たいこく)麒麟の泰麒(たいき)が王を選ぶお話 この章もかなり好きです。

風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)

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