ペットの腫瘍で考えさせられたこと 飼い主の決断
突然のかわいいペットの怪我や病気、みなさんはどうされますか?
手術しますか? そのまま様子をみますか? どういう対応されますか?
うちの子トイプードル10歳♂ むうちゃんと同い年のお友達のはなちゃん(女の子♀)のお話です。
はなちゃんの飼い主さんの体験談です。↓
トイプードルのはなちゃん(当時9歳)は、いつの間に9歳。もう年を取ってきたし、そろそろ弱ってくるかもしれない。
ベッドにも自分で上がれなくなるかもしれない(飼い主さんと同じベッドで一緒に寝ているとのこと)。踏み台をおいてあげないといけないかなぁなどと考えていた矢先のこと、人懐こいはなちゃんをいつものように撫でていたら、なんだか感触がいつもと違う...なんだろう??? 顔の横、頬の部分に何かあるような...なんだか、しこりのようなものが...
人間でいうニキビのようなできものなら、以前もできたことがあったそうです。
そんなものかな、と様子を見ることにしたそうですが、なんだかだんだん大きくなってきた気がして、不安になって、ちょうど注射の時期で病院に連れて行った時に、先生に相談して、検査をしてもらうことにしました。
結果は陰性。ひとまず安心(*^_^*)
ガンなどの悪性ではないということで、手術で取ることもできるけれども、とりあえず様子を見ましょう! ということになりました。
ただ、もし手術をするなら、年齢的なことを考えて、今年いっぱいが限度だと。
その後、様子を見てみたのですが、悲しいことに「しこり」がだんだん大きくなってきました。
再び動物病院に連れて行き、先生と相談して手術に踏み切りました。
この時、頭の中では色々考えていました。
もう老犬と言っていい歳なのに、麻酔をして手術なんて大丈夫なんだろうか?
もし腫瘍が悪性にかわっていたら、どうしよう。
辛い思いをさせてでもギリギリまで治療するか、それとも最悪安楽死を選ばなきゃいけなくなるのかなとか。最悪の想像もしたそうです。
いろいろ考えすぎて飼い主さんの方が元気なくなってしまったそうです。
結果、心配していたのがウソみたいに、手術は問題なく成功 ← ホントよかった(#^.^#) ちなみに日帰りだったそうです。
病院に一人で置いて行かれたはなちゃんはしばらくはとっても甘えん坊さんになりましたが、首にカラー(ラッパのような形をしたプラスチックの保護器具)つけた状態で、とても元気。むしろ、食欲は手術前より旺盛になったそうです。どうも腫瘍が首のあたりまできていて、物を食べるのには邪魔だったようです。
はなちゃんの飼い主さんが今回思い知ったのは、飼い主は飼い犬の命について、決断しなきゃいけない時も来るんだなぁということ。今まで飼っていた子たちは、老衰で亡くなったので、今回のような腫瘍ができて手術という事態を初めて体験し、今さらながら実感したとのことです。
病院の先生から「命にかかわります」と診断されたわけではないようですが...どうしても最悪の結末を想像してしまって、どの選択肢を選ぶにしても、選択するのは飼い主なんだと思ったそうです。 ← ほんとにその通りですね。
たぶん正解は誰にもわからなくて、飼い主が納得いくようにするのがその子にとっても飼い主にとってもきっと一番良い!のかなとは思いますが...実際にむうちゃんが重篤な病気に直面したら、どんなふうにしてあげられるかは今はまだ想像がつかないです...
余談ですが、動物病院の手術代はやはりお高いようです。
人間と違って保険が効かないので、日帰り手術でも車検代に近い金額になったそうです。
この前のおばあちゃん家のハッピーの手術も20万ちょっとしたらしいです。うちじゃぁそんなに払えない...
貯金しなくちゃ 貯金しておかないと、いざという時、愛犬を助けられないかも((+_+))
ペットを飼うということはその子の命を預かるということ、その子の命についての決断をしないといけないということ! いろいろ考えさせられるお話でした。